台湾茶・2種。  
     少し前に中華街のお店で見つけた少量パックの台湾茶2種を、開封しました♪
   発酵(※茶葉中の酸化酵素の働きによる)の度合いや製造工程の違いによって
  『緑・青・赤・白・黄・黒・花』に大別される中国茶の中の、台湾は青茶の名産地だそうです。
     台湾四大銘茶の中でも特徴的な文山包種茶東方美人が今日のお題茶。
                                      どちらも青茶の仲間です。

   茶葉の酸化による発酵を、全くして無い緑茶(不発酵)。100%している紅茶(完全発酵)。
    そして青茶(半発酵)は、発酵度が15~70・80%くらい。
      同じ青茶の仲間でも、15%と70%とでは全く違っていて、面白いんですよね♪

   さて、まずは文山包種茶。 文山は産地名。包種茶は比較的発酵度が低い半発酵茶の
     ことをいうのですが、包種茶といったら文山という程、有名なお茶だそうです。
  発酵は最も軽い15%! 濃緑色と黄色の綺麗な茶葉で、柔らかな甘香ばしい香りがします。
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   温めた小さな茶壷に茶葉4g、沸騰したら火を止めて一呼吸ニ呼吸置いたお湯を使いました。
     茶葉を多目にしたので、浸出時間は40秒くらい。(3g1分くらいが一般的かしら?)
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     中華菓子と一緒にいただきました。
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     水色は薄い綺麗な黄色。
    甘い蘭やジャスミンのような花の香り、そして緑っぽい爽やかな香りがふんわりと優しく
     香ってきます。 味はとても甘くて、旨味しっかり。そして清々しい新緑を思うような
    鼻に抜ける清涼感や爽快感がとても気持ち良く感じられました♪(今の季節にピッタリ。)
           味全体の雰囲気は、やはり緑茶に近いですね~そして緑茶より華やか。

   
    お次は、東方美人 このお茶は、初めて飲んで心奪われたお茶の1つであります~。^^
   このお茶、本当は果物なのでは?!と思うほど、甘~い蜜のような何とも言えない芳醇な
    香りがするのです。 発酵度は最も高く70%前後、かなり紅茶よりの烏龍茶です。
  ヨーロッパに輸出された際、英国でオリエンタルビューティーと名づけられ珍重されたことから
     東洋でも東方美人と呼ばれてますが、別名が色々とあるみたいですね。
   茶葉が、褐色・紅・白・黄・緑の色をしていることから、五色茶とも呼ばれ、
                           色彩の豊かなもの程、高級になるそうです。
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    このお茶独特の蜜のような香りは、いったいどうして生まれるのでしょうか~? 参考
      何と、夏に大量発生するウンカ(虫)が、一役買っているというのです!@0@
    ウンカは本来ならば害虫ですが、ウンカが茶樹の新芽の樹液を吸うと、ウンカの唾液に
     含まれる成分と茶葉中の成分が葉の中で反応し新しい芳香成分が生まれるそうで、
   その成分が製茶によってさらに変化し、独特の風味を作り出しているということが
                               最近の研究で分かってきているそうなのです。
      紅茶ダージリンも、実はこの方法で作られていると・・・知ったのは最近のこと。

      高級なものは低温の湯でじっくり淹れた方が美味しいと聞きますが…
           今回、紅茶より気持ち低い湯温で文山包種とほぼ同じに淹れてみました。
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     琥珀色の水色。(ちょっと薄かったかも。。?)
    まさに、オリエンタルビューティー!花園で美女が微笑んでいるような甘く魅惑的な香味。
   紅茶にコクのある蜂蜜を溶かしたような、桃の蜜のような。柑橘の花のような匂いもします。
      あとに残る風味・渋味は、やはり紅茶に近いのですがそれほど強く残りません。
     もう、とにかく、香り高くて甘いお茶。お茶の世界も不思議でまだまだ奥が深いです。

    中国茶を飲んで嬉しいのが、7煎・8煎くらいまで淹れても美味しさが続いて
          おかわりできちゃうことなんですよネ☆ お茶菓子が沢山必要になります♪

    参考: お茶の香りについて。 青茶について
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by aku_beeno | 2009-04-26 02:28 | | Comments(4)
Commented by ke-ko617 at 2009-04-28 22:58
お茶が良い香りにウンカの唾液が一役買っていたなんて・・・。
ビックリです。(@_@;)
しかしお茶の世界は奥が深いですね!

私はつい同じようなお茶ばかり飲んでしまうのですが
あくびさんの記事を読んでいると
色々と飲んでみたくなります。
Commented by aku_beeno at 2009-04-29 19:22
けーこさん、ありがとうございます!(^-^)
長い記事を読んでくださってありがとうございました。<(_ _)>
ね、ビックリですよね~。。
しかも東方美人だけでなく、ダージリン・セカンドフラッシュの
マスカテルフレーバーもウンカが関係してるそうで、驚きました~。
奥が深いと同時に、世界のお茶は繋がってるんだな~って思います。
いつもと違うお茶を試すことって、なかなか難しかったりしますよね。
時々ですが、また変わったお茶を飲んだらご紹介しますネ。^^
Commented by soave at 2009-04-29 20:43 x
いや~~、不思議で面白いですね。
リンク先も面白かったです。
丁寧に淹れたお茶、美味しそうです♪
Commented by aku_beeno at 2009-05-01 19:59
soaveさん、ありがとうございます!(^-^)
ウンカが噛む葉も、アッサム種より中国種の方が良い香りになるそうで、、
ますます不思議です。
リンク先は解り易い記事でとても参考になったのですが、香りの深い話になると
難しくて~もう少し勉強しなきゃと思うのですが…化学の壁が。。@@;
中国茶は種類によって香りが全然違うので、色んな香りが楽しめておもしろいですね☆


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