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  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  
先月末、狛犬好きなお二方とご一緒して、甘藷まつりの目黒不動尊へ行ってきました。^^
目黒不動尊には甘藷先生(青木昆陽)のお墓があるそうで、10月28日の縁日に合わせて毎年甘藷まつりが開かれているそうです。
また目黒不動尊と言えば、古い狛犬さんを沢山拝見できる所として知られた名所だったりします。
狛犬さんを拝見しながら、大好物のサツマイモをたらふくいただくぞい!と張り切って目黒不動尊へ向かったのでした。
  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16223700.jpg
さて、到着すると門前から参道いっぱいに出店が出ていて、なかなかの賑わい。
多くの人で賑わって楽しい雰囲気の中、しかし案の定、参道の狛犬さんはこんな状態でございました。。
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  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16232739.jpg
お祭りですから屋台に隠れてしまうのは仕方が無いのだけれど、物置きになっているのは正直、残念。
そんなでも撮影を強行していると、気にして荷物をどかしてくれたりしたのですけど・・・そうゆう問題なのかなぁ?と思ってしまいます。

今回、拝見したかった狛犬さんの1つはこちら! 和犬タイプの狛犬さんです。
以前は仁王門の前にいらっしゃったのが、奥の独鈷の滝の近くへ移ったのだそう。
  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16240447.jpg
  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16242298.jpg
こちらにはゴミ袋。。(;_:)

独鈷の滝の横には前不動堂というお堂があり、そちらにも和犬の狛犬さんがいらっしゃいました。
阿吽ともに首の部分が壊れてしまっていて、直してありました。
  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16244996.jpg
  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16245427.jpg
  (あぁ、脚、かけちゃったよ。。)
雰囲気から同じ石工さんの作と思えますが、製作時期も同じくらいなのでしょうか。(参道の台座には文久2年(1862)の記しが)。
実は、こちらの下向き狛犬さんが本当は参道の方の台座に載っていたのでは?という説があるそうなのです。
そのページを拝見すると、なるほど、戦前の絵葉書(目黒不動尊の参道の写真)に写っている下向きの狛犬さんの台座は
確かに、現在の子持ち狛犬さんの鎮座している台座に似ていて、子持ち狛犬さんらしき狛犬さんの台座は違う台座のように見えます。
この他にも滝には何対かの和犬狛犬さんがいらっしゃって、色々謎めいておりました。

さて、目黒不動尊には都内最古の狛犬さんがいらっしゃることでも有名なのですが、その狛犬さんが見つかりません。
4枚目の写真、和犬狛犬さんの後ろ側は白いシートで囲われて工事中になっていました。 不動尊の本堂はそこから長い階段を上った高所にあり
その階段の横の斜面に都内最古の狛犬さんがいらっしゃると聞いていたのですが、何と、3.11の地震で斜面が崩れてしまったとのこと。
S氏がお寺の方に聞いてくださった話では年内には工事が完了する予定とのことですが、狛犬さんがご無事でありますように。
  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16253286.jpg
で、肝心の『甘藷』の方はと言うと・・・。。 縁日の屋台の脇でこじんまりと開かれておりました。
けれども、甘藷まつりと言うには寂し過ぎる状況で、芋姉ちゃんの張り切りもむなしく、試食の焼き芋をいただいて終わりました。
今年は大変な年だった為にこじんまりしてしまったのかは分かりませんが、お二方をお誘いして何とも申し訳なかったような。
  目黒不動尊・甘藷まつりと狛犬さん。  _c0150974_16255175.jpg
 やげん堀の七味、人気でした。 私も調合して貰いたかったけれど、何人か待ち状態だったのでまた今度☆

by aku_beeno | 2011-11-08 18:24 | お出かけ | Comments(4)
Commented by scanandyou at 2011-11-10 21:24
和犬さんが江戸末期作だとすると、関東大震災、
太平洋戦争の空襲などを生き抜いてきたわけですから、
首が壊れてしまっても不思議ではないですね。
子連れ和犬さんなど見ているだけで心和みます。
やげん堀のおやじさん、上手く撮れたね!
Commented by kororogi2 at 2011-11-10 22:37
和犬こまいぬさん、いいですよね。
曲線がなかなかセクスィなのかな?
Commented by aku_beeno at 2011-11-11 15:27
scanandyouさん、ありがとうございます。(^-^)ノ
明治~昭和の大変な出来事を思うと、残っているだけでも凄いことですよね。
ただ、首の部分以外は意外と綺麗な状態なので、もしかしたら神仏分離の時に
何かあったのでは?というような気もしています。
滝の上の方にいらっしゃった和犬さんたちも兄弟でしょうか、近くで拝見出来ると良いのですが~。
やげん堀は買えなかったので、せめて写真だけでもと。。^^;
Commented by aku_beeno at 2011-11-11 15:50
kororogi2さん、ありがとうございます。(^-^)ノ
和犬狛犬さんたち、装飾も無くてかなりシンプルなのですけど
線がすごく綺麗なのですよね~。 拝見できて良かったです~♪
しかし、下向き和犬さんの頭、野球少年っぽくありません?^^


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