標準蒸しと、深蒸し。
煎茶の色について…。 皆さま愛飲のお茶の色ってどんな色でしょうか~?
静岡県中部で育った私は、物心ついた頃から緑色の濃い水色のお茶を飲んでいました。
緑茶なんだから緑色なのが当たり前なんだ!とかなんとか。知らないってすえ恐ろしい。。
たぶんこの緑色の濃い水色の茶、当時は全国的に新しいタイプのお茶だったはずなんです。
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              本当はもう少し綺麗な緑色なんですが(焦)。。↑
煎茶作りはまず、収穫した生の葉を蒸すところから始まります。
蒸すことで茶葉中の酵素の働きを止め(止めないで作ったのが紅茶)、青臭さをなくし、
揉みやすくする訳です。 
 蒸し時間は 若芽で25~30秒、普通で30~40秒 が標準的時間。
  
そうして作ったのが↑の写真、左側の茶。昔から“煎茶”と言えばこちらのこと。
そして右側の茶は、60~120秒(標準の2~3倍)の間蒸して作ったお茶。
深蒸し茶”です!
 深蒸し茶の発祥は、静岡県中西部・静岡茶の一大生産地である“牧之原台地”。
ここの茶は太陽を燦々と浴びて育った肉厚の葉で、苦渋味の強いお茶だったそうです。
そのため評価も低かった。そこでS30年代に、牧之原の農家さん達が試行錯誤の上創り出した
のが“深蒸し茶”でした。S40年代以降牧之原を中心に広まって、現在東日本を中心に人気の
あるお茶となっています。
 標準蒸しと深蒸し。 比べてみると、やはりだいぶ違います。      
 標準:“針のような”形状。黒っぽく(濃緑色)、艶々。水色(すいしょく)は山吹色で澄んでいる。
 深蒸し:長時間蒸されて色が黄色っぽく、細かくて粉っぽさがある。水色は黄緑色で不透明。c0150974_16492395.jpg
  少し置くと、茶の微粒子が下に沈んできます→
さらに飲んでみると、
標準の方は、強い旨みが口いっぱいに広がり、口か
ら鼻に爽快な味と香りが抜けてス~っとした爽やかな感じがいつまでも残ります。
深蒸しの方は、甘味が強く、濃厚な味!爽快さは
やや控えめですが、香ばしい感じがします。
  
私の表現力不足によりしっかりお伝え出来なくて心苦しいのですが、標準蒸し茶の“旨味”と
“爽やかさ”は、本当に素晴らしいものがあります。でも標準蒸し茶、淹れ方がとても大事で
ポイントを外すとせっかくの持ち味が台無しになってしまう繊細なお茶。それに比べて深蒸し茶
の場合、美味しく淹れやすいお茶のようです。水道水でも、セッカチに淹れても大丈夫!加えて 
深蒸し茶のどっしりしたコクのある味は、しつこい食べ物にも負けない強さがあります。
どちらを飲むかはその時々のお好みで☆ 今日は10円まんじゅうと一緒に深蒸し茶を♪
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 ※今回、標準蒸しと深蒸しどちらも100g1000円のお茶を使用しています。
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by aku_beeno | 2007-12-10 17:28 | | Comments(6)
Commented by soave at 2007-12-10 21:12 x
へ~~、標準と深蒸しの違いが有るんですね。
見た感じですと、深蒸しを飲んでみたい。
煎茶の淹れかた、いつもは適当です(^^ゞ
たまにはいい葉っぱのを丁寧に淹れてみたいです。
淹れ方のポイントもいつかご紹介くださいね。
Commented by suze at 2007-12-11 01:29 x
中国緑茶の『龍井』は、左の色ですねぇ。

本店へのご訪問、ありがとうございます(=^ェ^=)
Commented by aku_beeno at 2007-12-11 09:18
 soave さん” (^-^)
今回、淹れ方のポイントについて触れられませんでしたが
また新茶の季節、イイ茶ノ葉を準備してご紹介しますね!
それにしても、お茶撮るのって難しいですー>_<
Commented by aku_beeno at 2007-12-11 09:42
suzeさん” (^0^)
龍井茶は茶ノ葉の形が扁平でおもしろいですよね。
耐熱ガラスで淹れて葉の開いていく様子を見ながら飲みたいです~。
中国緑茶は蒸し製でなく釜炒り製なので香りが全然違いますよね☆
Commented by suze69 at 2007-12-12 00:35
>そうやねんね。
龍井は日本茶みたいに茶葉が縒れてないねんね。
Commented by aku_beeno at 2007-12-12 09:16
suze69さん”
中国茶は茶葉の形が色々あるので、見るだけでも楽しいですよね♪


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