釜炒り茶  
      宮崎県五ヶ瀬の釜炒り茶を開封しました♪
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      釜炒り茶は中国緑茶と同じ製法の緑茶で、分類名を『釜炒り製玉緑茶』といいます。
   煎茶との違いは、
     ・摘んだ生茶葉を最初に加熱する工程(殺青:酸化酵素を失活させる)で、
     煎茶は蒸すのに対して、釜炒り茶は大きな鉄釜で生茶葉を炒って作られること。と、
     ・揉み乾燥の最後の工程で、煎茶は針のように真っ直ぐに伸びた形に仕上げる(精揉)
     のに対して、釜炒り茶は真っ直ぐ伸ばさずにクリクリした形のまま仕上げること。
                   クリクリした形から『グリ茶』という昔からの呼び名もあります。
    釜炒り製法の歴史は古く、最古の茶書『茶経』(陸羽・764年頃)に載っているそうで
    日本には15世紀前後に渡来した中国の陶工達によって北九州地方に伝えられたと
    言われています。
     主産地は、30度?45度?傾斜した釜を使う佐賀県嬉野(嬉野茶)と、
                       水平に設置した釜を使う宮崎・熊本県(青柳茶)。
      嬉野茶と青柳茶は茶葉の色・形・水色など特徴に違いがあるそうですが・・・
         (嬉野茶は丸っこい勾玉形、黄緑色、水色は黄色っぽい。
          青柳茶はやや伸びた形、青緑色、水色はやや青い。など。)
      昭和初期から機械化が進み、特徴の違いは薄らいできているのだそうです。
    それは兎も角、この茶葉の色。ちょっと白っぽく見えますでしょ?
     これは釜炒り茶特有の色。茶葉が釜の中で擦られて、表面が白っぽくなるのです。
    そして、粉気が無く水色が澄んでいて、釜香と呼ばれる独特の香ばしいような爽快な
                           香りがすることも釜炒り茶の特徴です。
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      さて、淹れてみました。  (↑もう少し緑色の綺麗な色をしています。>_<)
        茶葉4g、湯100cc(85℃)、浸出時間50秒。
     香りはほんのり甘香ばしくて、お味の方も甘香ばしく、かなりキリリとしています。
     さっぱりした口当たりなのですが、この水色からは想像できないような濃厚な旨味。
     水色は薄いのに香・味はとってもストロングで、後味爽やか~。独特のイイお味です♪
       香ばしい系なので、ぬれ煎餅をお茶請けに。
                          今度は、お団子と一緒に食べたいな~。(^◇^)
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by aku_beeno | 2008-10-17 00:18 | | Comments(2)
Commented by ke-ko617 at 2008-10-18 19:07
釜炒り茶・・・・。
初めて聞いた気がします。
日本茶にも色々とあるものですね。
勉強になります。

湯の温度や抽出時間は
飲み方として記載されているのですか?
それともあくびさんが決めているのですか?
Commented by aku_beeno at 2008-10-19 01:17
けーこさん、どうもありがとうございます。(^◇^)
湯の温度や抽出時間>あっ・・判り難くてすみません。。
いつも私が載せている温度や時間は、写真のお茶を淹れた時のデータとして
単に記録してるものです。
ちなみに、お店の方で紹介しているこのお茶の『おいしいいれ方の目安』は
茶葉3.5~4g、湯温85~90℃(110cc)、浸出時間45~60秒でした。
淹れる時は、一応お店の目安を参考にして、少し変えながら何回か淹れてみて
具合をみたりしていますが、なかなか美味しく淹れるのは難しいです。


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