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本山茶と、安倍川餅。
   本山茶(ほんやまちゃ)と言えば、静岡茶の中でも“ちょっとしたお茶”でございます。
 静岡市を流れる安倍川と支流・藁科川の上流域(山間部)で作られる茶、本山茶。
 古くから、「香味の良い良質な茶は、比較的冷涼な河川の上・中流域の朝霧のたつような
 地域で生産される」と言われますが、その代表のようなお茶です。
 昔は、安倍茶と言いました。(幕末頃から発展した安倍川下流域産の茶(のち、新山茶)と
 区別するため、大正期から本山茶と呼ばれるようになりました。)
  有名な所では、足久保、玉川、梅ヶ島、藁科、清沢、水見色…といった所でしょうか。
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 安倍茶は静岡(駿河)茶のルーツとも言える茶で、『1241年、地元出身の聖一国師(しょう
 いちこくし)が宋から茶の種(木?)を持ち帰り、足久保の地に植えたのが始まり』とも伝えら
 れていますが…未詳。しかし戦国時代には生産の記録があり、茶産地として有名になって
 いたそうです。(南北朝時代の僧・虎関師錬(こかんしれん)が著した『異制庭君往来』には、
 茶の名産地として京都各地、大和、伊賀、伊勢、駿河、武蔵などがあげられています。)

 また安倍茶は、晩年を駿府で過ごした徳川家康に大変気に入られて、御用茶として献上さ
 れていた歴史もあります。家康は標高1167mの井川の大日峠山頂に御茶壷屋敷を置き、
 土地の豪族海野氏に管理させていたそうです。春に作った足久保の茶を茶壷に詰めて
 秋まで寝かせ、熟成したお茶の味わいを楽しんでいたとか~。

   そして、安倍川とくれば…安倍川餅♪
 一般的な作り方は、
 焼いた角餅を湯にくぐらせて、きな粉をまぶし、上に砂糖をちょこっとのせます。
 この安倍川餅、徳川家康が名づけ親だとか。安倍奥には幕府の御用金山が2箇所あり、
 検分に訪れた際、家康に献上されたのが、きな粉をまぶしたお餅でした。
 『この餅を献上した男が「安倍川の砂金をまぶした金粉餅と申します」と言ったところ、家康が
 その機知を喜び、褒美を取らして「安倍川餅」と名付けたのが由来』とかなんとか。
 
 今まで、安倍川餅も雑煮も汁粉も、硬い餅は焼くのが当たり前だと思っていましたが、最近に
 なって静岡は煮餅文化だと知りました。 で、今回は硬い角餅を煮て、安倍川に。
 餅を真ん中が柔らかくなるまで煮ると外側がだいぶ溶けますので、勿体無いと思われる方は
 焼いてくださいね。^^c0150974_11134877.jpg
さてさて、
本山茶を淹れてみました!
湯温は、いつもより低めの70度を準備(急須に移すと約60度)。浸出時間は1分半。
透明で山吹色より少し緑がかった水色。気持ち甘めの青葉香。
一口飲むと、“う・・うまいーっ!” 口当たりはさらっとしているけれど、味にどっしりとした厚みが感じられます。とにかく厚い。 
 旨味や甘味はもちろんしっかりとありますが、“これぞ本山”という渋味! 
 本山茶の渋味はとても特徴的なんです。強めなので、慣れない人には渋味ばかりが目立ち、
 キツく感じられるかもしれないのですが、味の厚みや深みはこの渋味があってこそ。他の成分と
 相乗して口いっぽいに味が広がります。飲んだ後もなかなか消えません。
 今日のお茶は、静岡本山茶研究会謹製の『熟成本山茶』1回分、6g300円也~。
 1回分でなければとても手が出せません。。あぁ~1回分終わっちゃったな。 流石は本山茶! 
  ※熟成については、只今勉強中ですのでご勘弁を。<(_ _)> 
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by aku_beeno | 2008-01-30 11:46 | | Comments(4)
今日の雲
   夕暮れ前の空を見上げると、雲が2層になっていました。
   下層は層積雲(俗称:嵩張り雲)、上層は波状巻積雲(俗称:水まさ雲)でしょうか。
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     そこへ、波を漂うさかなが一匹☆
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                  (さかなくんが小さい為、少しトリミングしています。)
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by aku_beeno | 2008-01-26 23:25 | 空・風景 | Comments(0)
週末のサンマー麺
   サンマー麺
   以前住んでいた武蔵野の地から南東に移動したこの辺りは、一応、横浜文化圏らしく、
   横浜発祥・ご当地グルメであるサンマー麺ののぼりを掲げた店が目に付きます。
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   サンマー麺と言えば、夫ふろやんには馴染みのある食べ物だったので、週末に何度か
   作って貰ったのをきっかけに、武蔵野にいる頃から週末の定番メニューとなっていました。
   私にとっては、おふくろの味ならぬ夫の味。未だお店でサンマー麺を食べていません。
   サンマー麺は醤油味のラーメンの上に、もやしや数種の具を炒めてとろみ付けした“あん”を
   のせたもの。 あくまでも、もやしがメインの“あん”です。(↑もやし少なかったかも。。)

   “もやしそば”との違いがイマイチ判っていないのですが、メニューにサンマー麺ともやしそば
   両方があるお店もあって、基本的な味付けの違いや、サンマー麺はとろみが付いていて、
   もやしそばはとろみを付けない、などの違いがあるのだとか。
    今度はお店に食べに行ってみよう!と思いつつ、寒さに負けて食べに行く元気なし。
    今日も家でサンマー麺。 結果、大満足♪
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by aku_beeno | 2008-01-26 15:48 | 手作り料理・保存食 | Comments(6)
雪、降ル。
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   ピント合わせられず↓>_<
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by aku_beeno | 2008-01-23 15:27 | 空・風景 | Comments(0)
大寒
     寒中お見舞い申し上げます。
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    今日は大寒。
     “1年で最も寒い時期”のとおり、昨夜から全国的に雪の予報が出ていました。
      めずらしく関東地方南部も!
     雪経験の少ない私としては内心心待ちにしていたのですが…降りませんでしたね。^^;
     それでも、かなり冷え込んでおります~。薄暗い雲に覆われた冷たい1日でした。
     
       まだまだ寒さ厳しい日が続きますので、
                    皆様、どうぞお体に気をつけてお過ごしくださいませ☆
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by aku_beeno | 2008-01-21 17:30 | 空・風景 | Comments(2)
みかん
     冬はやっぱりみかん
       今季は浜松三ヶ日産・青島(品種)みかんを実家から送って貰ったので
       毎日いただいています。(小玉がお気に入り。)
        干した皮は、七味唐辛子に欠かせない陳皮
      お茶にすると胃腸の働きを整えたり咳止めの効果が期待できるそうです。
      皮が溜ると、我が家ではもっぱらお風呂の入浴剤として使っています。
       体がポカポカ、肌がしっとりしますよ~☆ (皮膚の弱い方はお気をつけ下さい。) 
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   追加: ところで皆様、みかんはどこから剥きますか?上から?下から?
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by aku_beeno | 2008-01-19 23:36 | 食べ物・飲み物 | Comments(6)
くず餅
 江戸っ子が愛したくず餅c0150974_12124775.jpg
      くずはくずでも、葛ではありません。
お麩作りで小麦粉からグルテンを採った、残りの デンプンから作られるエコ(?)菓子です。^^

その小麦デンプンを、(葛粉やわらび粉、米粉など…他のデンプンで作る場合とは違って)水に漬けたまま1年以上、じっくり時間を掛けて自然に発酵(乳酸発酵)させて使用するのが、くず餅流!

小麦デンプンを水に漬けて発酵させることによってデンプンの質を変化させ、蒸し上げた時にあの独特のモチモチ感を出すのが目的らしいのですが、乳酸発酵によって生まれる爽やかな酸味を感じさせる風味は、くず餅ならではのモノ♪
その魅力にすっかり取り憑かれてしまいました。

くず餅をいただきながら何となく、味わい方が蕎麦の味わい方と似ているような気に。。
始めのうちはくず餅そのものの香りを楽しみながら…そして後半は黒蜜ときな粉を、これでもかっ!
と言うくらい、たっぷりつけて。
  死ぬ前に「せめてたっぷりつけて食べたかった…」と、後悔しないように☆
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by aku_beeno | 2008-01-15 12:42 | 食べ物・飲み物 | Comments(4)
七草がゆ
  今日は正月7日。
           年越し蕎麦に、おせち料理♪を…c0150974_16444964.jpg

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    た~ぷり頂いた後は、
        胃にやさしい七草がゆ!
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     今回、米1:水5の全粥に大根と茹で小松菜のみじん切りを入れました。
                                         +薬味のトッピング☆
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by aku_beeno | 2008-01-07 16:51 | 手作り料理・保存食 | Comments(6)
田舎さんぽ
 静岡の実家へ。
       その前に、近くの神社で厄落とし。
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                                        砲弾狛犬
   こだまの車窓から~
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   久しぶりに実家の近所を散歩しました。
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                             裏山のみかん(八朔)畑と生垣の茶樹
       裏山の神社:伊勢海老のような木
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   山を降りて…川沿いの道を、遊水地まで。
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by aku_beeno | 2008-01-05 15:11 | お出かけ | Comments(2)
元日の大福茶
 日本には古くから、お正月に大福茶(皇服茶・王服茶)を飲んで無病息災・招福息災を願う
慣わしがあるそうです。
c0150974_1422051.jpg 大福茶とは、正月最初に汲んだ初水(若水)で煎れたお茶に梅や昆布などを入れたもの。(地方や家によって違いありです。)
 大福茶の由来は…951年春。京都で疫病(胃腸病)が流行し蔓延した際に六波羅蜜寺の空也上人が村上天皇から命じられて悪疫退散の祈祷を行ったが効果が無かった。そこで、十一面観音像を安置した台車に茶を積んで京の町を引き回し、街頭で祈祷しながら茶に梅干や昆布を入れて道行く人に振舞ったところ、さしもの悪疫も次第に下火に向かった。この功徳にあやかり、村上天皇が毎年正月元旦にお茶を服するようになり、皇服茶・王服茶と呼ばれるようになった…。
または、960年に村上天皇が病んで悩んでいた際、六波羅蜜寺の観音菩薩に供えた祈祷茶を飲んだところ、たちまち全快したので王服茶・皇服茶と呼ばれるようになった…。
など、伝えられています。
いずれにしても、六波羅蜜寺。
六波羅蜜寺では、今も正月の3が日には皇服茶が振舞われているそうですね。
後に、皇服茶から大福茶の字が当てられるようになり、一般庶民もお正月には大福茶を飲んで
旧年の邪気を祓い、新しい年を祝福するようになったそうです。
  今年から我が家でも☆
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by aku_beeno | 2008-01-04 14:28 | | Comments(2)