『わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れくるかも』 大伴旅人が旅人邸で開かれた梅花の宴で詠んだ歌とのこと。 夜の宴に、真っ白な梅の花びらが天から雪が流れくるかのように美しく舞っている、そんな様子が詠まれています。 羊羹の、黒い表面のツヤ、暗い中に見え隠れする小豆の花、寒天の小気味よい歯触り、餡のねっとりした食感と香り高い風味、 それぞれを味わい楽しみながら、万葉の宴に思いを馳せてみたのでした。 でも、やはり、羊羹と言うと漱石さんの「つやつやして・・・撫でてみたくなる」(草枕)を思い出してしまうのですよねぇ。。
by aku_beeno
| 2019-05-02 20:03
| 食べ物・飲み物
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